とっても怪しい外観で、事前知識が無ければちょっと入りにくい店です。

店に入るとおしゃべり好きで個性的な店主が待ち構えています。メニューが熊本ラーメンと大盛りの2種類しか無い為、食べ物・飲み物の持ち込み自由。会計はセルフ精算で、お金を置いて勝手にお釣も持って行くという、画期的なシステム。(と思いましたが、河正も同じようなものですね)

いただいたのは、熊本ラーメン大盛り。スープは、佐賀県でラーメン店を営んでいた店主の祖父から受け継いで、継ぎ足しで使っている40年モノ。臭みやクドさは無く油も適量、コクがあるけど後味さっぱり系。
自家製の麺は、中細のストレート、滑らかな食感で喉ごし良し。
黄色いくて四角いモノは、この店のトレードマークであるスライスチーズ。スープにトロッと溶けると全体がまろやかに。
近年の情報を見ると、もっと凝ったラーメンを提供されていたようですが、残念ながら昨年3月に閉店。
ビルのオーナーでもあった店主は、ビルごと店も他の人に譲って引退されています。
文献の紹介は2つ。

石神秀幸ラーメンSELECTION2003(双葉社)
いわゆる、石神本というやつです。この店のWEAK POINTとして、「メニューが少ないので飽きてしまう」「怪しすぎて入りづらい」と紹介されていましたw
2010年には殿堂店入りしています。

横浜ウォーカー2002年12月19日増刊号 神奈川のラーメン321店
横浜ウォーカー巻末で連載されていた「らぁめんドラマティック」という企画をまとめた記事。
この記事が掲載された横浜ウォーカー18号も持っていましたが、いつしか処分してしまいました。
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